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ごあいさつ

 平成17年2月23日、「尾崎を語る会」は赤穂市内外の史跡・文化を研究し郷土の理解を深め、会員相互の親睦を図ることを目的として発足しました。以来4年余、会員数23名で構成しております。
 創立1周年の平成18年4月には赤穂八幡宮にて、尾崎に現存する赤穂義士ゆかりの品々を中心に展示会を開かせていただき、内外より多くの参観者を迎えることが出来ました。
 藩政時代の赤穂は街の中心を流れる千種川の東西に塩田を有し、西岸に城郭を中心にした武士街が、東岸には塩田の地主、製塩作業の技術集団が居住した尾崎を中心に発達したものと思われます。
 藩の守護たる赤穂八幡宮その別当寺院の神宮寺は尾崎にありました。
昭和40年代後半塩田の廃止によって西岸の西浜塩田は工業地帯となり、東岸は住宅地に生まれ変わって、赤穂市の発展を支えております。
その尾崎に生まれ、また、生活をする人たちを中心に郷土の知識を知り、祖先の苦労を偲ぶよすがとして会を発足させました。
旧家や神社、仏閣を訪ね、古文書や文献を調べて、毎月第4水曜日に尾崎公民館で発表をしております。そのまとめは「ふるさと尾崎№4」として、平成20年3月に尾崎公民館より発刊されています。

平成26年度 尾崎を語る会 会長 八幡昭海(如来寺)